イベント詳細

第90回『近代三茶人、鈍翁・三溪・耳庵ゆかりの地をたずねる』

-柳瀬山荘から小田原老欅荘・箱根強羅白雲洞へ-

--このイベントは終了しました--


2012年11月18日(日)~2012年11月19日(月)開催

老欅荘

箱根白雲洞(対字斎)

昨秋11月17日、伊豆井世話人企画の「武蔵野の秋~耳庵ゆかりの地を訪ねて」で、柳瀬山荘と平林寺ほかを散策しました。都心から離れた田舎家に茶湯とともに住むという数寄の人生を垣間見た思いがしました。さて電力王松永安左エ門は戦後茶室を兼ねた自邸を所沢から温暖の地を求めて小田原へ移します。

 小田原ではまず耳庵が終の棲家とした老欅荘を訪ねます。ここは全室何処でも茶席になるさまざまな仕掛けが施されています。ここをたっぷり見学した後、歩いて2,3分のところにある山縣有朋が作った滝のある庭を散策します。1日目はこれで終了。電車で湯本まで移動後、登山電車に乗り換えて終点強羅に到着、宿に直行します。

2日目は強羅公園内にある、鈍翁・三溪・耳庵ゆかりの茶室白雲洞を訪ねます。ここでゆっくりした後登山電車で箱根湯本まで下り、昼食をして北条氏の菩提寺早雲寺に行きたいと思います。見学が終われば丁度3時ごろでしょうか、湯本からロマンスカーで新宿までぐっすり居眠りしながら帰ることができます。

おもな探訪予定コース

1日目:2012年11月18日(日)午後13:00

小田原駅2階コンコース観光案内所前集合→小田急箱根登山鉄道で箱根板橋駅下車→(徒歩3分)掃雲台入口跡→(徒歩7分)松永記念館・老欅荘(見学1時間30分)→(徒歩2分)古希庵(見学30分)→(徒歩5分)箱根板橋駅乗車→(電車10分)箱根湯本駅→(箱根登山電車に乗り換え、40~60分)強羅駅下車→(徒歩8分)神奈川県職員保養所せせらぎ(17:00到着予定)

2日目:2012年11月19日(月)午前10:00

強羅公園内白雲洞(1時間)→(箱根登山鉄道で40~60分)箱根湯本駅下車→(徒歩5分)はつ花(蕎麦屋)で食事→(徒歩7分)早雲寺(見学1時間)→(湯本の町を買い物がてら徒歩20分)箱根湯本駅(3時ごろ着)

会員の方は1,000円、一般2,000円。宿泊料金は13,000円(1泊2食)で事前予約が必要です。

詳しくは下記の当会発行地域美産研究会Newsをごらんください。


藤嶋 俊會

昭和18年(1943)会津若松市生まれ。中央大学法学部卒、神奈川県庁勤務。神奈川県民ホール開館時より現代美術の展覧会企画従事。著書に「神奈川の野外彫刻」、「昭和の美術(彫刻編、共著)」ほか。元神奈川芸術文化財団ギャラリー課長、Public Art Forum地域美産研究・探訪会世話人。


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